平屋施工例

水戸市で農と四季を楽しむアグリライフな平屋暮らし

小屋裏エアコン床下エアコンゼロエネルギー住宅高気密住宅自然素材

  • 家族が自然と集まる、広々としたLDK
    住まいの中心には、
    家族がくつろぎ、語らい、静かに過ごせる広々としたLDKを配置しました。
    大きな開口から光が入り、
    平屋ならではの伸びやかな空間が広がります。
    食事の時間も、読書の時間も、
    それぞれが思い思いに過ごしながら、同じ空気を共有できる場所です。


  • 過去と未来が交差する、受け継がれた意匠
    LDKには、解体した母屋から受け継いだ床柱・欄間・神棚を丁寧に再生し、組み込みました。
    長い年月を経た木の表情は、
    新しい素材にはない深みと落ち着きを与えてくれます。
    「懐かしいのに、新しい」
    そんな不思議な安心感が、空間全体を包み込みます。


  • チークの床がつなぐ、記憶と今の暮らし
    床には、耐久性と美しさを兼ね備えたチーク材を採用。
    しっとりとした質感と温かみのある色合いが、
    受け継いだ床柱や欄間と見事に調和します。
    素足で歩いたときの心地よさ、
    時間とともに深まる風合い。
    過去から受け継いだものと、
    これから積み重ねていく暮らしが、このLDKの中で自然につながっていきます。


  • くつろぎは、性能の上に成り立つ
    高気密・高断熱の性能と、
    全館空調による安定した室温があるからこそ、
    このLDKは一年を通して快適。

    エアコンの風や音を感じることなく、ただ「心地よい」と感じられる空間で、
    家族の時間が静かに流れます。












  • 機能性と清掃性を重視した、長く快適に使えるトイレ空間。
    壁には汚れが付きにくい仕上げ材を採用し、
    日常のお手入れを最小限に抑えています。
    床にはガラスコーティングを施し、
    水や汚れが染み込みにくく、清潔さを保ちやすい仕様としました。
    毎日使う場所だからこそ、
    将来まで見据えた、やさしい設計です。




  • 来客用の布団もすっきり収納できる、ゆとりあるクロゼット。
    普段使いの衣類だけでなく、
    使用頻度の少ない布団や季節物も無理なく収まる設計です。
    必要なものを一カ所にまとめることで、
    LDKや個室を常にすっきりと保てます。


  • 勝手口から北西のテラスへとつながる、農業を楽しむための動線。
    畑での作業後も、室内を汚さずに出入りできる計画です。
    勝手口には下駄箱を設け、長靴や作業靴、手袋などをすっきり収納。
    農のある暮らしを、無理なく日常に取り込む工夫が詰まっています。


  • 床下エアコン1台で家全体を暖房。
    床下に蓄えた熱が住まい全体に行き渡り、
    室温は約20℃前後を安定してキープ。
    足元からじんわりと暖かく、
    風を感じにくい、身体にやさしい暖房方式です。


  • 小屋裏エアコン1台で家全体を冷房する全館空調。
    高気密高断熱の平屋だからこそ可能な設計で、
    冷たい空気が天井からゆっくりと降り、
    冷えすぎない、ムラのない涼しさを実現しています。
    運転音も気にならず、静かな室内環境を保ちます。



  • 気密測定の結果、C値0.3を実測。
    家全体の隙間はハガキ約0.3枚分という高い気密性能を実現しました。
    冷暖房効率が高まり、
    全館空調がしっかりと機能することで、
    一年を通して快適で省エネな暮らしを支えています。

 

農と四季を楽しむアグリライフな平屋暮らし

高気密高断熱×全館空調|資産として未来へつなぐ住まい

茨城県ひたちなか市|株式会社鈴木建装


東日本大震災をきっかけに、住まいを見つめ直す

この住まいづくりの原点は、東日本大震災でした。

長年住み継いできた古い母屋は、震災によって歪みや隙間が生じ、
冬は寒く、夏は暑い、決して快適とは言えない住環境に。
修繕を重ねながら暮らしてきましたが、
これからの人生を 安全に、健康に、安心して暮らすため
母屋を解体し、新たに平屋を建てる決断をされました。


壊すだけではなく、受け継ぐという選択

― スリーR(Reduce・Reuse・Recycle)の家づくり ―

解体にあたり大切にしたのは、
すべてを新しくしないこと

床柱や欄間、建具、長年使われてきた椅子など、
想いの詰まったものは丁寧に取り外し、リペアを施して再利用しました。

最新の高性能住宅の中に、
母屋の記憶と木のぬくもりが息づく。
それは、環境にも心にもやさしい
スリーRの住まいづくりです。


農のある暮らしを楽しむ、アグリライフ平屋

新しい暮らしのテーマは
「農のあるスローライフ」

ご夫婦で趣味の農業を楽しみ、
土に触れ、育て、収穫し、
旬の恵みを味わう日常が広がります。

そのために、住まいは
畑と暮らしが自然につながる平屋としました。


季節で使い分ける、二つのテラス

農作業を無理なく続けるため、
方位の異なる 南東と北西の二つのテラス を計画。

冬は南東テラス

低い太陽の光をたっぷり取り込み、
暖かな陽だまりの中で、収穫したさつま芋を干し芋に。

夏は北西テラス

直射日光を避け、風の抜ける日陰で、
涼しく快適に作業ができます。

自然の力を活かし、
季節に逆らわない暮らしが、この平屋の基本です。


終の住処として選ばれた、高気密高断熱の平屋

この住まいは、終の住処としての快適性も重視しています。

高気密・高断熱性能により、
家の中の温度差が少なく、
身体への負担を抑えた住環境を実現しました。


冬は床下エアコン1台で、家全体が約20℃

冬の暖房は、床下エアコン1台のみ
床下に蓄えた熱が家全体に広がり、
室温は約20℃前後を安定して保ちます。

足元からじんわり暖かく、
風を感じにくいため、
乾燥しにくく、身体にやさしい暖房方式です。


夏は小屋裏エアコン1台で、静かな全館空調

夏は小屋裏エアコン1台で全館空調。
冷たい空気が上からゆっくりと降り、
冷えすぎない、ムラのない涼しさを実現します。

複数台のエアコンは不要で、
運転音も気にならない、静かな室内環境です。


道路沿いでも、驚くほど静かな室内

敷地は道路に面していますが、
トリプルサッシセルロースファイバー断熱により、
外部の騒音をしっかり遮断。

室内では、
日向ぼっこをしながら
ゆったりと読書を楽しむ、穏やかな時間が流れます。


太陽光発電で、年間光熱費は約5万円前後

高気密高断熱の全館空調に加え、
太陽光発電による創エネ住宅とすることで、
冷暖房・給湯・換気・照明を含めた
年間の実質光熱費は約5万円前後

エネルギー価格に左右されにくく、
長く住めば住むほど経済的な暮らしを実現しています。


住まいは、子どもたちへつなぐ「資産」

この平屋は、
今を快適に暮らすためだけの家ではありません。

高い住宅性能、
シンプルで可変性のある平屋の間取り、
維持コストを抑えた設計。

それらはすべて、
次の世代へ引き継げる資産としての住まいにつながっています。

暮らしの記憶とともに、
この家は未来へ受け継がれていきます。


鈴木建装がつくる、平屋スローライフ

震災を経験し、
暮らしを見つめ直し、
必要なものを選び取る。

性能だけでなく、
物語と価値が積み重なる住まいを。

株式会社鈴木建装は、
人と自然、暮らしと未来をつなぐ
平屋注文住宅を、これからも丁寧につくり続けます。